千代田化工建設「出る杭」をつくる〈未来創造室〉取り組みのご紹介|コラム|スコラ・コンサルト
千代田化工建設「出る杭」をつくる〈未来創造室〉取り組みのご紹介

千代田化工建設「出る杭」をつくる〈未来創造室〉取り組みのご紹介

| 2013.11.06

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当社は「総合エンジニアリング企業として、英知を結集し研鑽された技術を駆使してエネルギーと環境の調和を目指して事業の充実を図り、持続可能な社会の発展に貢献する。」を理念に世界40カ国 以上でエネルギー、化学、産業設備、インフラなどのプラント建設を手がけ、今年で創業から65年となります。

約15年前に苦境を迎えましたが、2000年代前半のクリーンエネルギーブームより、当社が得意とする液化天然ガス(LNG)プラント 分野の市場拡大の追い風を受け、得意分野に集中することで会社の再建を成し遂げました。ただ現状はシェールガス革命や世界経済の変化によりマーケットの競争は以前にも増して激しい状況です。

社内を見渡すと、社員個々人は目の前の業務に常に忙しく、業務に対するワクワク、ドキドキ感、新しいことにチャレンジする機会も減っているという停滞した状況が多々目につくようになりました。

 

「このままではイカン!」と社内勉強会参加者が中心となり、経営に提案したのが「未来創造室」。上記の苦境時に「日はまた昇る作戦」なる非公式な社内改革プロジェクトがありましたが、非公式であるがゆえに、活動・効果の広がりに限界があったことを教訓とし、「未来創造室」という社内変革を任とする正式な組織の設置を経営に提案しました。経営もまた同様の危機感を持っていたことから、 未来創造室は当社経営企画ユニット下のセクションとして設置され、現在、経営陣の強力なバックアップのもと活動しています。

 

未来創造室の活動は大きく3つに分けています。


(1)社員に様々な情報提供し、視野の広がりやモチベーションの向上を狙う「インターナルブランド」

(2)社員同士が様々な形で交流する場を提供し、交流の中から本人の気付きや社員同士のつながりを生み出す「コミュニケーション」

(3)それらの場を通じて生まれてきた提案、チャレンジをすくい上げる「新事業・新施策創出」


「(1)社員に情報をインプット→(2)考える・議論する機会・ 場を設定→(3)アウトプットをすくい上げる」というサイクルを どこよりも素早く回転させることで、社員の意識を活性化・自発的な動きを生み出し、その動きをつなぐことで増幅・共振させ、会社を変革していく、というアプローチです。

今回は(2)「コミュニケーション」の中の活動である「みらい エンジン」の狙いについて紹介いたします(みらいエンジンの活動詳細は前号のメールニュースをご参照ください)。

 

「会社」という多種多様な人の集まりの中で、一番変わる可能性を持っている、伸びシロのある層はどこでしょうか? 若手と呼ば れる世代だと我々は考えます。若手に勢いがあるかどうかが、会社という組織の勢いを表す大きなバロメーターであるということは疑う余地がありません。

ところが、この若手に元気がなく、経営層、中堅層を突き上げるような状況ではなかったとしたらどうでしょうか? 経営層、中堅層は突き上げられることもないのですから、現状に対して危機感を持つこともできません。「出る杭」は打たれるのが世の常とはいえ、 やはり「出る杭」がなければ危機感や組織の揺らぎは生まれないと思うのです。

若手に「勢い」や「尖り」を取り戻し、変革のエンジンとなる「出る杭」が多く生まれることを目指し、「みらいエンジン」というプログラムを実施しました。

もちろん「みらいエンジン」実施後に参加者全員が「出る杭」になったわけではありません。それでも、「出る杭」は確実に増えています。「出る杭」が生まれることで、残った人たちの中から次の 「出る杭」が生まれる可能性も高まりました。2:6:2の6の変革です。この活動を通して組織/個人に生まれた「うねり」を止めることなく、さらに加速させるような施策を、未来創造室で企画しています。

 

我々はこのような「うねり」が当社だけでなく、日本全体に広がっていければ、若手にある閉塞感が解消されるのではないかと考えて います。いろいろな会社の変革が横につながり、一緒に日本全体を次のステージへ持ち上げていく。そんな「うねり」が生まれればよいと考えています。

千代田化工建設株式会社

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