代表メッセージ - 風土改革・組織開発・対話ならスコラ・コンサルト
簑原 麻穂

自ら揺らぎをつくって
変わり続ける会社に

スコラ・コンサルト代表取締役

簑原 麻穂ASAHO MINOHARA

スコラ・コンサルトは今年で創業35年を迎えました。私たちは、日本という国を、みんなが本当の意味で幸せに暮らせる、人間らしく生きることができる国にしたい、という創業の想いをビジネスの原点にしています。その実現のために、人の成長と事業の成長を分離させず、人間の根本にある発意のエネルギーを起点に、リアリティにもとづく変革の方法論をもって、多くの企業の皆さまと一緒に改革に取り組んできました。

これからの時代は、楽しさややりがい、充足感がエンジンになって世の中を回す、“豊かさ”がカギになります。その一方で、今日の企業経営は、予期せぬ環境変化とともにあります。変動する経営環境を進化のターニングポイントと捉え、今、創業の原点をかみしめながら私たちもまた新たな挑戦ステージを迎えています。

正解のない中、経営は答えを出していかなければなりません。私たちは、異なる強みを持つ企業との提携や連携で得る新たな力と、支援を通じて培われた実践者のネットワークと具体的な実践論、そして、全員参画経営による私たちのチーム力を通じて、これからも企業の皆さまとともに、進化を促進し、最適解を創り続ける身近なパートナーであり続けたいと思っています。

柴田 昌治

私たちはこういう存在でありたい

創業者 プロセスデザイナー代表

柴田 昌治MASAHARU SHIBATA

ビジネス教育の会社の設立を経て、1986年に日本企業の風土・体質改革を専門に行なうスコラ・コンサルトを設立。
30有余年にわたる改革の現場経験の中から、タテマエ優先の“調整文化”を象徴する〈閉じる場〉が培養する、社員の思考と行動の縛りを〈拓く場〉を経験することで緩和し、変化・成長する人の創造性によって揺らぎながら組織を進化させる方法論〈プロセスデザイン〉を結実させてきました。

新しい価値を生み出すために、簡単には答えが見つからない問いと向き合い、深い議論を継続的に積み重ねていく対話の場である〈拓く場〉を日本企業の中に増やし、経営自らも実践することができれば、全社改革は急速に進展することを実証しています。

1979年、東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。
ドイツ留学後、大学院在学中にドイツ語学院ハイデルベルクを創設。
元NHKテレビドイツ語番組の講師。

著書: 『なぜ会社は変われないのか』『トヨタ式最強の経営(共著)』『なぜ社員はやる気をなくしているのか』『どうやって社員が会社を変えたのか(共著)』『なぜ、それでも会社は変われないのか』(いずれも日本経済新聞出版)、『成果を出す会社はどう考えどう動くのか』(日経BP社)、『日本企業の組織風土改革』(PHPビジネス新書)、『日本的「勤勉」のワナ』(朝日新書)など多数