「はたらかない組織」の働き方改革 |コラム|スコラ・コンサルト

「はたらかない組織」の働き方改革

2017.04.28

風土改革、はじめの一歩はここから
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Scholar Consult   Mail News
スコラ・コンサルト メールニュース 188号

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いつもお読みくださり、ありがとうございます。

アルバイトではダントツ人気だったディズニーランドでさえキャスト
募集に苦戦するほどの人手不足。深夜営業をする小売業なども営業時
間の見直しを始めました。

ヤマト運輸さんの再配達問題も今では企業を越えた社会問題になり、
国が宅配ボックスの設置を促進する助成金制度も始まっています。

働き方改革の背景にはこうした構造的な問題があります。
「とうてい個人の頑張りだけでは解消できない」としたら、どんな知
恵や力がはたらくようにしなければならないのでしょう。

今号は、そんな投げかけのコラムです。


●○ プロセスデザイナーコラム
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「はたらかない組織」の働き方改革

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今、日本では「働き方改革」の大号令のもと、「労働生産性の向上」が
大きなテーマになっています。
労働人口が減っていく日本の将来を考えれば待ったなしの課題であるこ
とは明らかですが、そう言われながら、すでに半世紀近くにわたって、
日本の労働生産性は主要先進国の中で最低レベルの状況が続いています。

働く量を今までよりも減らしたうえで、今までと同等ないしそれ以上の
成果を生み出していくためには、個々の働き方が根本的に変わっていか
なければなりません。そこで大事なのは、個々人が効率的に働くという
以上に、「組織のはたらき方」を変えるという視点です。


これまで多くの企業で行なわれてきた生産性向上の取組みの多くは、
個人のスキルアップや業務効率化が中心でした。これは、組織全体の仕
事の成果を個人レベルでとらえ、部分を効率化することで組織全体の生
産性を上げようという考え方によるものです。

この取組みが一定の成果を上げてきたことは間違いありません。
でも、それだけで今後もこれまで以上の大きな成果を上げようというの
は難しそうです。

なぜなら、個人レベルの仕事の効率化には限界があり、その総和以上に
組織全体の生産性が飛躍的に高まるとは考えにくいからです。

では、その限界を超えて組織が生産性を高めていくカギになるものは何
でしょうか。
それは、組織のはたらき方を変える「チーム力の向上」にあると考えます。

チーム力が最大に発揮された例としてすぐに思い浮かぶのは、昨年のリ
オ五輪で銀メダルをとった陸上男子400mリレーの日本チームではないで
しょうか。
ジャマイカやアメリカなどの強豪に対して個人の走力では明らかに劣っ
ていた日本があのような偉業を成し遂げたことについて、ウサイン・ボ
ルトは「チーム力の勝利だ」と称賛しています。


組織というのは、メンバー同士の相乗効果によって個人の力の総和を超
える大きな成果を生み出しうる力を潜在的に持っています。
これが「チーム力」です。
この力をしっかりと引き出し、発揮度を高めていくのです。


●○「はたらく」のカギは信頼関係

チーム力の発揮によって大きな成果を生んだ事例は、実は企業の中にも
数多くあるはずです。
これまで私たちはそういう事例をいくつも見てきましたが、そういうチ
ームに共通しているのは、「メンバー同士が信頼感で結びついている」
ということです。

ここでいう信頼感とは、個人的な親しい人間関係とは違います。
「組織のめざすものと、大切なこと(価値観)を共有している仲間であ
る」という信頼感です。
こういうメンバー間では、めざすものを実現するためには互いの存在が
不可欠だと思っているため、意見をぶつけ合う、一緒に考え知恵を出す、
協力する(補完しあう)、というようなことが当たり前に行なわれます。

これが相乗作用です。

これに対して、メンバー同士の信頼感がない組織は、めざすものや価値
観の共有がないため、「自分の仕事以外は無関心」「自分の考えに固執
し、周囲に相談しない」「事実・実態の情報が不足し、憶測で物事が進
む」「お互いに協力するイメージが持てない」といった状態に陥ります。


個人レベルでのこのような状態が、実は膨大な組織の非効率を生み出し
ています。

こういう「はたらかない組織」の下でどんなに個人レベルの効率化に取
り組んだところで、全体の生産性を高めることはできないでしょう。


働きがい、働きやすさ、仕事の仕方のイノベーションが同時に求められ
る働き方改革。その生産性向上の取組みにおいては、今までの常識を見
直し、「チーム力を最大に発揮しうる働き方」にシフトしていくことが
大事です。

その糸口になるという意味で、まずチーム力を可能にする「メンバー間
の信頼感」を成することが、働き方改革再スタートの第一歩だと思うのです。


プロセスデザイナー 山科雅弘
http://www.scholar.co.jp/designer/detail.php?id=25


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このメールニュースは、株式会社スコラ・コンサルトのプロセスデザ
イナーが名刺交換をさせていただいた皆様、柴田昌治の著書など出版
物に対してご感想をお寄せくださった皆様、お問合せをくださった皆
様にお送りしています。


■ 2017年4月28日発行
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【発行】株式会社スコラ・コンサルト 担当:谷田邦子
    東京都品川区東五反田5-25-19 東京デザインセンター6階
    TEL:03-5420-6251  

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