オフサイトミーティングとは - 風土改革・組織開発・対話ならスコラ・コンサルト

オフサイトミーティングとは

「気楽にまじめな話をする」というのがオフサイトミーティングのコンセプト。業務の現場でも、事実・実態にもとづいて本音で大事な話ができるようになるために、「安心して言いたいことが言えて、聴き合える」話し合い方のルールがあります。

オフサイトミーティングは、論理的に問題を分析し対策を考えていく問題解決型の話し合いではありません。参加者が感じていることや経験、思いなどをありのままに共有し、相談や協力がしやすくなる関係性をつくります。

この「安心して話し合える状態」を基礎として、さまざまな風土リスクやロスを克服し、組織がチームとしての一体感や創造的な活力を生み出していくことが目的です。

オフサイトミーティングは「コミュニケーションの改善」「チーム力向上」「対話習慣の醸成」「主体性の喚起」などに有効です。

▼関連資料:テレワーク下の雑談に関する実態調査結果

 

オフサイトミーティングは「つながる」場

バラバラの人や仕事がつながるだけで組織は生産的になる。
心からきちんと話し合えることで人の気持ちは前向きになる。
互いの考えていることがわかれば知恵の資源は豊かになる。

だから組織の中に、「人と話し合うこと」「人とつながること」の質を高める「場」が必要なのです。

チェックが1つでもついたら、オフサイトミーティングをやってみてください。

  • 社員同士のつながりをもっと強くしたい
  • 社員同士のコミュニケーションを活発にし、風通しをよくしたい
  • 強いチームをつくりたい
  • ビジョンや目標をしっかりと共有したい
  • 自ら考え、行動する集団をつくりたい
  • もっと楽しく協力しながら仕事ができる集団にしたい
  • 効率よく結論が出る会議をしたい
  • トップの言うことにきちんと従うような組織にしたい
通常の話し合いスコラ式オフサイトミーティング
目的時間内に結論を出すチームを強化する
議論の方向性「収束」指向
(結論へ向けて効率的に議論を進行)
⇒決められた時間と段取りで効率的に進める
「発散」指向
(感情、意見、可能性を出しつくす)
⇒最初は混沌状態になることを受け入れる
大事な要素論理性が求められる個人が持っている率直な思いや意見が重視される
参加者の立場立場や役割での参加が多い肩書き・立場・責任を離れた、ひとりの社員として参加
時間感覚短い時間で、要領よくじっくり時間をかけて、とことん話す
大切にすること議論や結論の整合性や妥当性1)新しいものが生まれたか
2)参加者のエネルギーが高まり、当事者が生まれたか
アジェンダ事前に決まっており、そのとおりに進行する事前に検討されるが、場の流れに応じて柔軟に作り変えていく
結論1)事前に落とし所が想定されているケースが多い
2)「正論」が強すぎると、実行されにくい
1)予定調和でない斬新な発想が生まれやすい
2)当事者のいる、実行可能な現実解

「気軽にまじめな話をする」というのがオフサイトミーティングのコンセプト

「オフサイトミーティング」はスコラ・コンサルトの登録商標です。

会社設立以来、組織風土・体質改革の支援における対話の場(気楽にまじめな話をする場)として活用してきたとして「オフサイトミーティング」は、スコラ・コンサルトの登録商標(35類)になっています。

スコラ・コンサルトは、日本のさまざまな組織、チームの間で「人と人とがきちんと向き合い、自分の言葉で話し合うこと」を通じて、個人の意欲や人と協力しようという自発性、「考える力」が高まっていくことが何よりも大切だと考えてきました。

そのために、広く皆様が仕事の中にオフサイトミーティングという場を取り入れて、対話を通じた人・組織・チームの変化を実感され、一人でも多くの方がその真価を理解してくだされば、と願っています。

日本生まれのオフサイトミーティング

スコラ・コンサルトは、組織開発(OD)の基本概念である「オフサイトミーティング」を日本における組織風土・体質改革を進めていくためのメインツール(=場)として再定義、再構築し、企業をはじめ公共のさまざまな分野の組織変革を促進するツールとして広く提供、実施の支援をしてきました。

対話を通じてめざす状態や話し合いの進め方などの場づくりのベースに、人と組織に対する独自の見方や「価値観」にもとづく設計思想を持っていることが大きな特徴です。

このスコラ・コンサルトのオフサイトミーティングが、今では日本の「オフサイトミーティング」の代名詞になっています。

対話型組織開発の特徴およびフューチャーサーチとAIの異同
南山大学 人文学部心理人間学科 教授、人間関係研究センター センター長 中村和彦 教授

名称は同じでも、中身はいろいろ

オフサイトミーティングのニーズと種類

リトリート
(オフサイト・ミーティング)

職場を離れて
リゾート地などで親睦を深める

[類似の活動]
社員旅行・運動会
レクリエーション
社内イベント・懇親会

スコラ式(日本生まれ)
オフサイトミーティング

日本の組織の実態と文化に
根ざしたやり方でやる

安心と信頼の関係性をつくる
一緒に考えるチームを作る
問題解決の当事者を増やす
新しいものを生み出す

組織開発(OD)の
オフサイト・ミーティング

海外で実績のある
対話の場、手法を取り入れる

生産的(合理的)な
議論の場

スコラ式オフサイトミーティングを学ぶ

理解と体験

こんな方におすすめします
対象:管理職、チームリーダー、組織開発・人材育成担当者、チーム活動の事務局の方

・働き方の多様化で職場のコミュニケーションに困っている
・テレワーク環境で雑談が減り、メンバーの仕事の状況や気持ちの状態がわからない
・社員調査のデータだけでは社員の本音や実態が見えてこない
・対話を通じてチームの一体感を高め、仕事の仕方の見直しにつなげたい
・ビジネス環境が大きく変化する中で、もっと広く互いの情報や知恵を生かして創造性を高めたい
・「オフサイトミーティング」が職場や仕事にどう役立つのか知りたい
※定員あり お早めにお申込みください。

 

実践

オフサイトコーディネーター体験講座

オフサイトの体験、コーディネーターの体験

オフサイトコーディネーター養成講座

コーディネートスキルの習得

オフサイトマネジメントプログラム

オフサイトの考え方を身につけ、マネジメントに活かす/変革のためのマネジメント人材と、チームづくりを学ぶ
(オフサイトコーディネーター養成・認定付き)

参考図書

book1

仕事の価値を高める会議 オフサイトミーティング

スコラ・コンサルト 対話普及チーム 若山修・刀祢館ひろみ