まずは、職場の《アンチイノベーション度》をチェック!
アンチイノベーション度診断

  • チームワーク
  • 思 考
  • 行  動

心理・習性ファクター

  •  
  •  
  •  

環境ファクター

合計
アンチイノベーション度診断結果
  • チェックの数が全体で12個以上
  • チェックの数「チームワーク」「思考」「行動」の各カテゴリーで4つ以上
    → 「枠」にとらわれてコチコチ。アンチイノベーション・ファクターが組織に充満している状態です。
  • チェックの数が集中しているカテゴリーがある
    → そこがイノベーションを阻むボトルネックになっている可能性があります。

イノベーションのすそ野を広げる。

量的成長から質的(知的)成長へ。横並びからポンと抜け出し、変化の時代を生き続けていくためのカギとなるイノベーション。
技術革新のような特定分野にとどまらず、企業が備える「攻めの対応力」として、組織が自らを変化させ、たえず新しいものを生み出していく力、メンタリティを育てることが大きな課題になっています。
そのすそ野を広げる糸口になるのが、いまだ十分に生かされていない社員の「知恵」と「協力」という無形の創造資源です。
同質に見える社員も、じつは個性に富んだ一人ひとり。その秘めたる変化のエネルギーや知恵を「チーム」によって引き出し、革新の実行力に変えていこうというのが「チームイノベーション」の考え方。
イノベーション人材は、今いる組織のなかで掘り起こすことができるのです。 

推進力は、チームモチベーション®

“普通の人たち”によるイノベーションは、とくに選抜をしない職場のメンバーによる「明日の仕事」の取り組みです。
のびのびと考え、仲間と本音で話し合い、「常識」という内なる制約を乗り越えて自由なアイデアが出せるように。そして、イノベーティブなテーマを具体化していく挑戦に、チームの知恵と協力で踏み出していけるように。個々の思いと組織の目的をつなぎながら、チームの意思とモチベーションで進めていきます。
安心・信頼を土台にしたチームのなかでは、解き放たれた思考がいきいきとめぐり始め、触発され、結びついていきます。互いの違いを生かし、気づきや発見の喜びを分かちあえるチームの存在は、一人の限界、常識の限界を超えて、新しいものを生み出していく大きなバネになります。

埋もれた知恵を動かすために。

アンチイノベーションイメージ

組織の実態は、アンチイノベーション!?

イノベーションに関するある調査では、回答した日本企業の経営者の多くがイノベーションを阻害するものとして「官僚主義・お役所仕事」を挙げています。その実感どおり、企業は年を重ねるにつれて、その組織の内に、変化や刷新を避けようとする負の安定化要素〈アンチイノベーション・ファクター〉を増やしていきます 。
厄介なのは、それが「思い込みのブレーキ」になって、社員の創意工夫や知恵、視野の広がりを大きく制限し、人と組織の変化や成長を阻んでいること。
チームイノベーションでは、メンバーが前例や常識にとらわれることなく自由にアイデアを出し合い、自分たちの発意と創意でイノベーティブなテーマに取り組んでいくために、「知恵」の出やすい環境づくり、働きかけをしていきます。

前向きな知恵を引き出すアプローチ

1.「思い込みのブレーキ」をはずす

2.「ありたい姿」でわくわくする思考のジャンプ

3.「まずやってみる」トライ&エラー

創意工夫や挑戦の知恵は、自発性にくるまれている

創意工夫をしたり難局を打開したりする実践的な知恵は、強制されたり指示されたり、また論理的に考えることで出てくるものではありません。「メンバーからは無難なアイデアしか出てこない」「イノベーティブなテーマの提案がない」といった声をよく聞きますが、決して職場に知恵がないわけではないのです。
本来、知恵は自発性にくるまれた自然な働き。「こうしたい」「なんとかしよう」と心が動いて、本人が“その気”になれば動き出すもの。だからこそ、知恵を必要とするイノベーションの取り組みでは、個々の思いや自発性を大事にします。
チームイノベーションにおいて「知恵の出やすい環境づくり」が不可欠なのは、人の秘める変化の エネルギーや知恵をフルに引き出すためなのです。

知恵の出やすい環境条件

何をめざすのか
何のためにやるのか

めざすもの
ありたい姿
方向性

自発性を大事にする
チャレンジを支援する

マネジメント
組織の価値観
マネジメントスタイル
チーム
安心・信頼の関係
多様な視点と相互作用

知恵を出しながら
協力してチャレンジする

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知恵はこんな性格

世話ずき
(なんとかしたいと心が動いて出てくる)

寂しがりや
(人との相互作用のなかで触発されて出てくる)

リアリスト
(現実の具体的な場面のなかで出てくる)

あそび好き
(リラックスした楽しい状態で出てくる)

イノベーションにおいて
「自発性」を重く見るのが日本企業

イノベーションを成功させるために、
当てはまるプロセスはどちらか

グローバル

62%

38%

日本

40%

60%

きちんとした
イノベーション
プロセスを通して
計画的に生み出している

クリエイティブな
個人から自発的に
生まれてくる

出典:GE Global Innovation Baromater 2014

前向きな知恵を引き出すアプローチ

1.「思い込みのブレーキ」をはずす

自己規制も含めて、個人の知恵が出にくい現状の組織。自由に考えようといっても、「私には無理」「今の職場では無理」というあきらめ感がブレーキになります。それなりにアイデアは出たとしても、結局は「実行の壁」にぶつかって「絵にかいた餅」に。
チームイノベーションでは、すべての段階で、組織人の足かせになっているアンチイノベーション・ファクターをはずしながら進めます。前例や常識にとらわれることなく視野を広げるには、「その先にあきらめがないこと」が大事な条件なのです。

変革にブレーキをかけるアンチイノベーション・ファクター

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内的制約
  • 新しいことに興味・関心が薄れている
  • アイデアや思っていることを口にできない
  • 上司に言われたこと以外は考えない
  • 出る杭になりたくない
  • 指示や経験のないことは避ける
  • 視野が狭い、全体観、長期的視点がない
  • やる気の喪失、あきらめ感
  • 一歩踏み出す勇気がない
外的制約
  • チームがバラバラ、仲間になっていない
  • 仕事が忙しくて考える余裕がない
  • 上司や職場の理解がない
  • 予算がない、社内手続きが面倒
  • 失敗に対する評価が厳しい
  • 手本になるモデルが身近にいない
  • チャレンジの時間や機会がない
  • 機密保持・情報管理が厳しくなっている

ことあるごとに出てくる「無理」という思い込みに気づき、克服していく

  • チームをつくる
    段階で

    経験にない、
    モデルがいないことで、
    やれるイメージが持てない

    無理イラスト

  • 目的を考える
    段階で

    できること、
    成果を出せることしか
    考えられない

    ムリだろーイラスト

  • アイデアを出す
    段階で

    視野が狭く、情報・知識が不足し、新しいアイデアが思い浮かばない

    ムリ無理イラスト

  • やってみる
    段階で

    他者、他部署を巻き込めず、初めの一歩が見つけられない、動けない

    無理っぽいイラスト

2.「ありたい姿」でわくわくする
思考のジャンプ

イノベーションは、常識・価値観の転換を伴う未知のテーマに手探りで挑戦していく創造的なもの。
「これができたらすごい」という“ありたい姿”をチームのみんながわくわくしながら考え抜き、実現の手がかりになるチャレンジテーマを見つけます。そして実際に「試してみて」フィードバックをかけながら近づいていくのが「ありたい姿アプローチ」です。
これは、「理想とする状態」と現状とのギャップを計画的に潰していく問題解決アプローチとは違います。
脱・常識の新たな価値を探りあてるために、異質なものの見方、多様な知識・経験や考えをもつメンバー同士の相互作用をバネにして、思考のレベルを上げていきます。

「ありたい姿」と「実現のコンセプト」を導き出すプロセス

事業課題は
何か?

人と組織の
課題は何か?

現状認識

新しい価値

実現の
コンセプト

新しい組織風土

世界の、社会の
業界の、自社の

ありたい姿

アプローチイラスト

常識(思い込み)に切り込む
5つの角度

  1. 「当たり前」を疑ってみる
  2. 「なぜ」「何のため」を問いかける
  3. 立場、役割、見方を変えてみる
  4. 異質な人、多様な情報を取り込む
  5. 社内ルールなしで考えてみる

3.「まずやってみる」トライ&エラー

「まずやってみる」ことから始まるテーマへのトライは、今までの動き方、仕事のしかたとは違う、新しい物事の進め方への挑戦でもあります。答えのないテーマへの取り組みでは、実行段階においても知恵出しが続きます。
机上で考えるのとは違って、リアルな状況やコトを前にして出てくる知恵は、身体ごとぶつかって物事をなんとか前に進めようとする打開の知恵。メンバーでトライ&エラーの場数を踏めば踏むほど積み上がっていきます。
動いてみて気づいたこと、発見したことは、失敗したことも含めてメンバーの間でプロセスをふり返って意味づけし、「後知恵化」していきます。それがまた次のトライ&エラーに生かされ、イノベーティブなテーマへの取り組みはスパイラルアップしていくのです。

トライ&エラーイラスト01

トライ&エラーイラスト02

チームイノベーションのプロセス

チームづくり

自由にアイデアを口にできるチームになる

  • お互いの思いを知り合う
  • 自分の経験、専門性、こだわりを出し合う
  • 事実・本音ベースで話す
  • 共通の思いをつくる

目的・テーマの創出

「ありたい姿」と実現のコンセプトを考える

  • ストレッチした目的を考える
  • 自分のwillと組織の目的を重ねる
  • 視野を広げるために異質・多様な見方を入れる
  • 「ありたい姿」に近づくチャレンジテーマを考える

やってみるチャレンジ

チームモチベーションでトライする

  • わくわくするテーマを選ぶ
  • 最初の一歩を踏み出すシナリオを描く
  • アイデアを市場や顧客にぶつけてみる
  • 動きながら成功の手がかりを探る
右脳と左脳を
働かせて
思考の
質を高める

チーム思考

ふり返り・新たなテーマ創出

プロセスを検証して後知恵にする

  • うまくいった、失敗した要因を探る
  • プロセスと実行結果の気づきや発見の共有
  • 次はどうするかを考える
  • うまくいったテーマは業務に乗せる
気づきと
トライ&エラーを
促進する

実行の現場
チーム
モチベーション
業務課題として
継続する

チーム思考と実行のプロセスから学びながら
イノベーションテーマに取り組むサイクルを回す

プロセスイラスト

与えられた業務をこなすだけでは、当社の未来はないと思った。通常業務では関わらない人とのコミュニケーションから新しいアイデアが生まれることもある。そこにチームで話し合うことの重要性を感じた。これからは通常業務以外にも、業務の改善・革新的なことを考える時間をもつようにしたい。
T社・若手エンジニア

事業の議論は採算性のプレッシャーが強いため、どうしても短期的視点になりがち。他のグループからは、目の前の仕事が忙しいのに、なぜチャレンジなんだと思われているかもしれない。でも、結果として従来の発想を逆転させた新しい商品のアイデアが生まれてくるのだから、こっちが本来の仕事なんだと思う。
B社 R&Dマネジャー

「見えざる企業価値」を最大化する組織イノベーションのノウハウ・技術群(登録商標)

  • 組織OS
  • 組織技術
  • チームイノベーション
  • チームモチベーション
  • インテグラルカードワーク
  • 組織風土アセスメント
  • リコミュニケーション
  • オフサイトミーティング
  • ジブンガタリ
  • モヤモヤガタリ
  • 思いガタリ
  • ミライガタリ

組織イノベーション

  • 組織OS理論
  • 組織技術

チームイノベーション

  • チームづくり
  • チームモチベーション
  • チーム思考