- 組織風土改善のための場づくりとオフサイトミーティング活用のポイントを学べる
- 自らが抱えている問題意識を明確にし、ありたい姿と解決に向けた糸口がつかめる
- 職場内や部署間、関係機関と連携して、チームワークをよくする取組が進められる
- 仕事をよりよく変えていくプロセスの実践を通じ、課題解決に向けたコーディネート力を高められる
- 職場のチームワークをよくして、業務を改善し、生産性を高めたい
- 他部署、他機関、官民で、円滑に協力し合える関係をつくりたい
- 地方創生やDXなど新しい課題にチャレンジする必要がある
- 自身のマネジメント力に課題を感じ、見直したいと思っている
- 目の前の課題処理に追われて、人が育っていない
概要
場所 | WEB開催(WEB会議ツールZoom使用) お申し込み後、参加用のURLをお送りいたします。 ※WEB会議ツールなどに慣れない方は、ご相談ください。可能な範囲でサポートさせていただきます。 |
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日時 | 2024年度下期の受付を終了しています。 2025年度上期のご案内は決まり次第お知らせいたします。 ※集合セミナー5回と個別面談1回の全6回のセミナーです。 ※参加者の状況により相談のうえ日程変更することがあります。 ※修了者には、「公務員の組織改善セミナー 基礎コース修了証」を贈呈し、「公務員の組織風土改善セミナー 実践コース」に進むことができます。 |
定員 | 基礎コース 6人 ※本セミナーには、公共的組織に属する職員も参加可能です。 |
費用 | 基礎コース 20,000円(税込) ※NPO法人自治体改善マネジメント研究会2024年度会員は、15,000円(税込) |
内容
「公務員の組織風土改善セミナー」は、初心者向け【基礎コース】」と継続実践者向け【実践コース】で構成しています。
【基礎コース】
半年間月1回WEB(集合セミナー5回と個別面談1回)で、組織風土改善・改革に関する基礎的なフレームを理解し、実践につなげるプロセスのポイントを学ぶことができます。
組織で場づくりの実践においては、気楽にまじめな話をする「オフサイトミーティング」活用のポイントを学び、職場内や部署間、関係機関とのチームワークをよくしながら、仕事をよりよく変えていくプロセスに取り組むことが可能となります。
セミナーでは、参加者どうしが対話を通じて互いの思いと組織課題等を共有し合い、プロセスのポイントをもとに、実践に向けたありたい姿を描き、実現に向けて踏み出すことができるようになります。
ありたい姿の設定にあたっては、個別面談を実施して、参加者の「改善キャリアマップ」作成を支援して、組織と参加者の実態に応じた設定ができるようきめ細かくフォロー致します。
終了後は、【実践コース】に合流することができます。
【実践コース】
半年を1クールとして月1回WEBで集まり、参加者同士が活動範囲に応じた分科会≪A)身近な職場、B)部署・事業連携、C)役所全体≫で、共に学び合い、知恵を出し合うコミュニティを形成して自らの課題解決に向けた実践に取り組みます。
【実践コース】は、通年で取り組むことをお勧めします。上期には職場で抱えている課題をしっかりとらえ、新しい方向性を見定めて、改善に着手して乗り越えていきます。下期には年度の改善取組を成果につなげ、定着を図るとともに、次年度に向けてさらにバージョンアップさせていくための準備をしてきます。
特徴
【特徴1:安全安心な対話の場】
本セミナーは、オフサイトミーティングのスタイルで進行します。参加者は、自ら改善に取り組む当事者として関わり合うことにより、互いに思いと課題を共有し合う仲間として信頼関係を築くことができます。
【特徴2:実践場面に応じた分科会の構成】
職場でのリアルな課題を持ち寄り、活動する範囲(ステージ)≪A)身近な職場、B)部署や事業の連携チーム、C)役所全体≫に応じた組織の特徴を読み解きます。
実践コースでは、ステージごとに分科会を構成することにより、同じ目線で情報共有することができるため、学びを促進する主体的な関わりがしやすく、チーム学習から、半年から通年かけて無理なく実践につなげていくことができます。
【特徴3:多様性を生かした学び合い】
特別職から一般職まで、また、管理部門と事業部門など、所属や職位を超えて対等に関わり合う関係から、立場の違いを生かして励まし、内省を深める対話が進み、実践に役立つ知恵を出し合って、互いに貢献し合うことができます。
【特徴4:場づくりとふり返りから実践力アップ】
変化する環境下での新しい課題や、通常の業務の範囲を超えた問題に取り組むにあたっては、新しい関係を築いていく場づくりが重要です。通常の会議とは異なる場を構想し、場づくりの実践につなげ、ふり返って成否のポイントを学習していくプロセスからは、問題・課題解決につながる実践力を高めていくことができます。
【特徴5:セミナーの運営から自治体内でのコミュニティ運営へ】
本セミナーでは、参加メンバーの中から運営チームを形成し、コーディネーターやサポーターとともに企画・運営を進めています。異なる立場のメンバーが協力してこのセミナーや分科会を運営していく経験は、自治体内でのコミュニティ形成にも役立ちます。
プログラム
第1回 参加者どうしが参加動機や組織状況について相互理解
参加者どうしが参加動機や組織状況について相互理解
チェックポイント(Step1) 組織の現状とありたい姿の設定
個別面談
第2回 「改善キャリアマップ」で相互の経験を共有
第3回 プロセスチェックポイント(Step3) 「場の準備とコーディネート」 を共有
第4回 「場づくりシート」を作成して実践の準備を検討
第5回 「ふり返りシート」を作成し実践経験を共有
報告会
※参加者の状況により相談のうえ日程変更することがあります。
※修了者には、「公務員の組織改善セミナー 基礎コース修了証」を贈呈します。
当日ご用意いただくもの
・パソコン(推奨)またはスマートフォン
・テキスト:「自治体を進化させる公務員の新改善力」と「オフサイトミーティング 仕事の価値を高める会議」 ※事前に本をご一読のうえご参加ください。
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「変化の時代に『進化力』を体験学習するコミュニティ」
コーディネーター
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元吉 由紀子
NPO法人自治体改善マネジメント研究会理事長、行政経営デザイナー/プロセスデザイナー
阪神・淡路大震災の被災経験から、組織・地域を越えて連携する公務員のコーディネート機能の重要性を痛感し、自治体の風土改革に活動の軸足を移す。時代最適の価値を創造し続ける経営を実現するため、立場を超えた対話から信頼関係を築き、変革を進めるプロセスを首長や職員と一緒に創っている。
著書:『どうすれば役所は変われるのか スコラ式風土改革』、『期待される役所へ 行政経営のムリ・ムダ・ムラを突破する!』、編著:『地方を元気にする自治体経営を変える改善運動』ほか
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小山 巧
NPO法人自治体改善マネジメント研究会会員、元三重県職員、元三重県病院事業庁長、元南伊勢町長
北川正恭元三重県知事の下地方分権を率先する行政システム改革を財政、税務部門で推進。日本初の事務事業評価システムに関わり、予算の使い切り是正制度、新価値創造予算、包括的財源配分予算編成、産業廃棄物税等を創設。2009年から12年間町民起点のまちづくりを南伊勢町長として牽引。
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髙木 穣YUTAKA TAKAKI
組織変革への重要なファクターである”場”づくりのプロフェッショナル。“場”の空気を読んだふるまいで”安心感”を醸成し、互いに自然体で話し合える”場”をつくり出す。その技はスコラ・コンサルトでもトップクラス。