「ハイブリッド・マネジメント」の使い手になろう|コラム|スコラ・コンサルト
「ハイブリッド・マネジメント」の使い手になろう

「ハイブリッド・マネジメント」の使い手になろう

塩見 康史 | 2022.01.12

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「ハイブリッド・マネジメント」の使い手になろう

「ハイブリッド・マネジメント」が求められている

リモートワークの普及によって仕事のコミュニケーションは、リアル(職場で互いに顔を合わせる)と、オンライン(Webミーティング等)という、2つの環境下で行われるようになりました。
上司のマネジメントも、リアルとオンラインを行き来し、それぞれの環境の長所を活かしてチームの成果を上げる、「ハイブリッド・マネジメント」が求められるようになりました。
しかし、現場のマネジャーの方々と話していると、依然として多くのマネジャーは、オンラインのコミュニケーションに悩みを抱えているようです。


オンライン・マネジメントにおいては、「基本」こそが重要

マネジャーの話を聞いてみると、彼らが困っているのは、必ずしも「難しい問題」ではないのです。
例えば、オンライン環境下での「信頼関係の醸成」「心理的安全性」「正確な意思疎通」など、どちらかというと、基本的な事柄がうまくいかない、と悩んでいるようです。
リアルな職場ではうまくいっていたのになぜ、というわけです。


“空気”に依存してきたことの重いツケ

これまで、多くの日本企業は、リアルな職場で互いに顔を合わせて、仕事をすることを大切にしてきました。
もちろん、直接会うからこそ伝わること、分かりあえることはあります。
一方で、それほどきちんと話し合わなくても、なんとなく“空気”で伝わる、分かる、という「言わずもがな」を大切にする文化に甘えてきたのではないでしょうか。
オンラインの環境下では、“空気”が読みにくいため、「言わずもがな」スタイルでは、何も伝わりません。そして、伝わらないことから、さらに不安感や不信感が増幅されることすらあるでしょう。
ハイブリッド・マネジメントの時代には、リアルでも、オンラインでも、同じような質でコミュニケーションができなければならないのです。


「きちんと向き合い、話し合うこと=対話」の重要性が高まっている

オンライン環境下でも、うまく信頼関係づくりやコミュニケーションを実践しているマネジャーはいます。その違いは何でしょうか。
一番の違いは、曖昧なコミュニケーションに頼らないという点にあります。
「明確に伝え、しっかりと聴く」、「真意がきちんとやり取りされているか」、「相手の理解度や共感度はどうか」など、「対話の質」にとても鋭敏にアンテナを張っています。
ハイブリッド・マネジメントがうまく機能するための最も重要なポイントは「対話の質」を高めることなのです。


オンライン環境下でも、信頼関係醸成や意思疎通は難しくない

これらのポイントをしっかりと習得すると、オンライン環境下でもマネジメントは難しくありません。
ただし、普段の会話の中で自然と実践できるようになるには、習慣化のための少しばかりの努力や学習が必要です。
サイボウズ・チームワーク総研×スコラ・コンサルト主催の「オンライン・マネジメント研修」においても、そのようなトレーニングの機会を提供しています。
コロナ禍も、もうじき3年目となり、何となくコロナ禍のビジネスにも慣れてきつつあります。
コロナが収束に向かうと、マネジメントも元通りとならないように、これを機会として「ハイブリッド・マネジメント」のさらなる進化をめざしてみてはいかがでしょうか。

著者プロフィール

塩見 康史

塩見 康史

YASUSHI SHIOMI

人間や事業についての幅広い知識を駆使して、お客様と一緒に本質的な課題を多元的な視点から洞察する。バラバラで混沌とした状態から創造力豊かな仮説を構築する。

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