185号:少し立ち止まって考える余裕|コラム|スコラ・コンサルト

185号:少し立ち止まって考える余裕

2017.01.31

風土改革、はじめの一歩はここから
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Scholar Consult   Mail News
スコラ・コンサルト メールニュース 185号

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いつもお読みくださり、ありがとうございます。

“仕事には必ず「意味・目的・価値」があります。これまで日本のビ
ジネスパーソンは、そのことをあまり意識しなかったかもしれません”

プレジデントオンラインの柴田昌治連載『「最強の働き方」バイブル』
の最新記事はこんな書き出しです。

2月6日の「スコラ・オープンライブ(SOL)」には、『「できる人」が
会社を滅ぼす』をテーマに柴田昌治が登場。参加者の関心や状況に応じ
て進め方が変わるフリースタイルの場だけに、どんな方向に話が転がる
のか楽しみです。どなたでもご参加いただけますので、ぜひどうぞ。

▼スコラ・オープンライブの詳細はこちら
http://www.scholar.co.jp/seminar/seminar_detail.php?id=22


●○ プロセスデザイナーコラム
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少し立ち止まって考える余裕

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長時間労働や働き方の問題がメディアでも大きく取り上げられるように
なりました。

目の前の仕事に頑張りつつも、しんどさや違和感を覚えた時には、少し
立ち止まってそこから離れ、我を取り戻して考えてみる。
どれだけそのことを大切にできるか、ほんの少しでも心のどこかにこの
感覚を持っていることがとても大切だと、私はよく自分に言い聞かせて
います。


私には、大学卒業後、弁護士をめざして10年以上も司法試験の勉強を続
けた末に、夢叶わず、断念した経験があります。
その後、30代前半にして初就職をすることになりますが、その時点では
まだ正直なところ、今までの努力がすべて無駄になってしまったという
気持ちを拭いきれず、無力感ばかりを感じている状態でした。

挫折感を引きずりながらの就職。ところが実際に働き始めてみると、そ
れまでにあった無力感はたちまち薄れていきました。
職場でさまざまな人たちと接し、プラスもマイナスも含めた多くのエネ
ルギーにふれながら人に揉まれて働く毎日が、一人で閉じこもって勉強
ばかりしていた頃よりも、はるかにすばらしいものだと感じたからです。

それまで眼中になかったものが一気に流れ込んできて、世界は一変しま
した。
叱られたり感謝されたりすることで、周りの人や仕事がどうつながって
いるのか全体を意識するようになり、自分が何をすればいいかを自分で
考えるようになる、そんな経験は初めてでした。

日増しに元気になっていく自分をまざまざと実感したときの驚きと喜び
を、今でも忘れていません。


司法試験の勉強をしていた当時は、合格して弁護士になりたい一心で、
引きこもって目の前の文字を追うだけの生活に明け暮れていました。
他のことは眼中にない、一種の思考停止状態になっていたのです。
そんな自分がまさか別の道を選び、しかも働くことのすばらしさを感じ
るようになるとは思ってもみませんでした。

ふり返ってみれば、ひたすら一本道を決めて走っている時の自分は、自
分に違う世界を見せたり、別の人生の選択肢に気づかせたりする余裕な
どなかったのです。


私は今、入社2年目のアシスタントプロセスデザイナーとして、いろい
ろな企業の方々と一緒に仕事をしています。そんな毎日のなかで、ふと、
あの当時に戻ったような錯覚、既視感を覚えることがあります。

組織の現場では誰もが時間に追われ、こなすべき仕事が絶えず目の前に
山積みになっている状態です。
気になるのは、多くの人が目の前の仕事に目を奪われすぎているために、
周りを見たり他のことを考えたりする余裕がなくなっていることです。

全体最適の視野に立てば、今やるべきことについては別の選択、別の答
えがあるかもしれないのに、それに気づく機会や考える機会を持てない
でいる。こうした思考停止ともいえる状態は、個人の問題にとどまらず、
長時間労働や不正行為などのコンプライアンス問題を引き起こします。

目の前の仕事を終わらせるため、数字を上げるため、なんとか達成しよ
うと一生懸命になる。一生懸命になればなるほど、進路は視界のきかな
いトンネルに入ってしまい、その人数が増えるほど、組織と外界との隔
たりはどんどん大きくなっていきます。


かつて立ち止まって考える余裕がないまま、惰性でひた走って長年を過
ごしてしまった自分の苦い経験から、私はお客さまと一緒に、今の仕事
を見つめ直し、よりよい仕事ができるよう、共に考えていく存在になり
たいと思うのです。



プロセスデザイナー 神田 卓
http://www.scholar.co.jp/designer/detail.php?id=32


▼毎回のコラムをご覧いただけます
http://www.scholar.co.jp/column/



●〇●〇●〇●〇●  記事掲載のお知らせ  ●〇●〇●〇●〇●
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■1月18日から毎週更新中 プレジデントオンライン(全8回予定)

連載「最強の働き方」バイブル 
http://president.jp/category/c01915

第1回 なぜ「できる人」が会社を滅ぼすのか?     ※公開中 
第2回 「上司が好む答え」を探してはダメな理由 
第3回 なぜ仕事は「考え抜く習慣」が重要なのか    (2月1日)
第4回 なぜ「先入観ですぐに答えを出す」のはダメなのか(2月8日)
第5回 なぜ「自部門のみのエキスパート」ではダメなのか(2月17日)


■1月21日の日本経済新聞(夕刊)こころページ

編集委員コラム〈うたた寝〉「ドイツ語学院と働き方改革」

スコラ・コンサルト設立前、若き日の柴田昌治の話題が紹介されました


■ダイヤモンドオンライン「特別レポート」
http://diamond.jp/articles/-/112765

柴田昌治インタビュー
「できる社員」が実は会社を弱体化させている その7つの罠とは?


■風土改革の同時進行ドキュメント

柴田昌治の長期連載『日経情報ストラテジー2017年3月号』(1月29日発売)

「実録!沖縄ヤマト運輸風土改革の軌跡」

【第20回】折れた翼を取り戻す エース支店長の挑戦
      ~自分の壁を越えてさらなるレベルアップを



◇◆◇◆◇◆◇◆ 《新規》有料セミナーのご案内 ◆◇◆◇◆◇◆◇
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■■ 変革の成否を分ける
■■ 「変革推進チーム」のための実践講座
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■■ 担当プロセスデザイナー:松村 泰広
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変革の推進を任されて、いま自社が向き合うべき本当の問題は何か。
現象と真因、めざす姿の違いとそれぞれの持つ意味・影響について考え、
本当に変化を起こすための第一歩を一緒に考えます。


●こんな方にお勧めします

・会社を良くしたいと思っているが、今のままで本当に変革ができるの
 かと迷っている方、不安な方
・実践者として、自分に気づきや学びの時間が大事だと思っている方


●参加条件

1.一社2名以上のチームでご参加ください。
2.事前のヒアリングおよび今後よりよい企画にしていくための事後ディ
 スカッションにご協力をお願いします。


・日 時:2月20日(月)14:00~18:00 ※その後懇親会あり
     2月21日(火) 9:00~13:00
     ※2日間参加できる方 
・会 場:スコラ・コンサルト(東京・五反田)


▼詳細・お申込みはこちら
http://www.scholar.co.jp/seminar/seminar_detail.php?id=32


◆◇◆◇◆ 《定期》セミナー・勉強会・交流会のご案内 ◆◇◆◇◆
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■■ 会社を変える、お客様を惹きつける力点を見つける
■■ 変化のための「一品」発見セミナー
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社員のエネルギーを引き出しながら、横断的なチームで「自慢の一品」
をつくる、立ち上がりの早い創造のプロセスをご紹介します。

・日 時:3月3日(金)14:00~18:00
・会 場:スコラ・コンサルト(東京・五反田)

▼詳細・お申込みはこちら
http://www.scholar.co.jp/seminar/seminar_detail.php?id=9


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■■ オフサイトミーティングを学ぶ場
■■  ~理解と体験で現場に生かす
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オフサイトミーティングの話し合い方は、さまざまな課題への取り組み
にどう活用できるのか。


●本セミナーの骨子

1.オフサイトミーティングとは何か、ベースにある考え方を知る
2.オフサイトミーティングの企画と実施のポイントを知る
3.企業の事例や参加者の経験談から、自社での取組みのヒントを学ぶ
4.最初の一歩である「交流型」オフサイトミーティングを体験する


【東京開催】

▼詳細・お申込みはこちら
http://www.scholar.co.jp/seminar/program_detail.php?id=24

・日 時:(1)2月14日(火)13:00~18:30
     (2)3月15日(水)13:00~18:30

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【大阪開催】

▼詳細・お申込みはこちら
http://www.scholar.co.jp/seminar/program_detail.php?id=27

・日 時:(1)3月10日(金)13:00~18:30
     (2)4月14日(金)13:00~18:30


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■■ 風土改革の考え方、方法論、実践アプローチを学ぶ
■■ 企業風土改革〈実践〉講座
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実践を前提にした内容を学びながら自社の変革イメージがつくれます。

【東京開催】
http://www.scholar.co.jp/seminar/seminar_detail.php?id=2

(連続2日間/3講座の構成です)

・日 時:3月21日(火)14:00~17:30 〈第1講〉
     3月22日(水)10:00~17:30 〈第2講、第3講〉

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【大阪開催】
http://www.scholar.co.jp/seminar/seminar_detail.php?id=15

(連続2日間/3講座の構成です)

・日 時:4月24日(月)14:00~17:30 〈第1講〉
     4月25日(火)10:00~17:30 〈第2講、第3講〉



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このメールニュースは、株式会社スコラ・コンサルトのプロセスデザ
イナーが名刺交換をさせていただいた皆様、柴田昌治の著書など出版
物に対してご感想をお寄せくださった皆様、お問合せをくださった皆
様にお送りしています。


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■ 2017年1月31日発行
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【発行】株式会社スコラ・コンサルト 担当:谷田邦子
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    TEL:03-5420-6251  

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