186号:4つの組織タイプ|コラム|スコラ・コンサルト

186号:4つの組織タイプ

2017.03.08

風土改革、はじめの一歩はここから
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Scholar Consult   Mail News
スコラ・コンサルト メールニュース 186号

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いつもお読みくださり、ありがとうございます。

桜の開花予想が始まるこの季節、企業にとっては年度替わりの節目と
なるあわただしい時期。
スコラ・コンサルトも、この3月28日にオフィス移転を控えて、目下、
引越し準備の真っただなかです。

移転先は、同じ五反田の近くにある東京デザインセンター。建築イン
テリア関連のショールームが集まるハイセンスな商業施設に、ちょっ
と異色な「プロセスデザインの会社」としてオフィスを開くことにな
りました。

この春、オフィスビルとはひと味違う新しい空間で皆さまとお会いで
きるのを楽しみにしています。



●○ プロセスデザイナーコラム
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4つの組織タイプ ~組織進化のための座標軸~

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4月から新年度を迎える企業も多いことと思います。

ここでは、次年度の改革方針や目標をつくる際に、組織の「ありたい姿」
を考える材料になるものとして、以下のような「4つの組織タイプ」を
挙げてみたいと思います。

スコラ・コンサルトの組織風土改革支援は幅広い業種・企業規模にわた
っています。私たちが見ている組織は、複雑で多様な人の集合体。これ
まで数多くの組織と深く関わってきた経験をもとに、“組織に働く力学”
の観点から大別してみたのが「4つの組織タイプ」です。

もちろん現実の組織がすっきりとした4タイプに分かれるわけではあり
ませんが、折々の機会に、自組織の性格を把握するための“座標軸”と
して参考にしていただければと思います。


■4つの組織タイプ


(1)封建的組織

昔ながらのしっかりとしたヒエラルキーで動く中央集権的な組織です。
組織文化としては、上下関係や“ムラ社会”的な秩序が支配的です。
情報の流通はトップダウンの一方通行的で、規律的な統制を重視。メン
バーのマインドはおおむね安定志向で変化を避けます。
経営環境が安定的な高度成長期のように、ビジネスにおける「勝利の方
程式」がシンプルであった時代には比較的うまく機能していました。
(インフラ産業、官制企業…など)

(2)合理的組織

流動性が高まる経済環境や社会環境の大きな変化に対応するため、顧客
や環境を素早く察知し、自らをロジカルに構造的に変えていく組織です。
封建的組織に比べると、情報の流通量は多く、情報共有、意思決定の分
権化が進んでいます。合理性を重視し成果志向も高いのですが、過度に
”合理性”が要求された結果、人間疎外(人間の持つ、感情や意志、曖
昧さなどが無視される)の問題を起こしやすいのも特徴です。
(外資系企業、IT企業など)

(3)創造的組織

合理性を超えて、人間が本来持つ創造性を最大限に発揮し、新しいもの
を生み出していくことを重視する組織です。
立場、意識上もフラットな組織で、自由度の高い働き方ができることが
特徴です。集中的な管理や統制はあまり重視されません。
メンバーの個性が発露することでエネルギーや情報が渦を巻き、至ると
ころで絶えず新しいことが起こるために、組織としてはつねに不安定な
状態です。
(研究開発部門、スモールビジネス、ベンチャー、スタートアップのよ
うな若い企業、情報サービス業…など)

(4)軟弱化組織

何らかの理由、自主規制によって組織を動かす原動力が弱体化してしま
い、秩序が骨抜きになった組織です。最近こうした組織が増える傾向に
あります。
たとえば、パワハラ問題などによって部下に強く当たることができなく
なった上司が逆に放任に走ってしまう、コンプライアンスやセキュリテ
ィの面から情報の流通や共有、人の行き来が制限される、などによって
組織の体をなさなくなる、組織として機能しなくなる、といった状態の
組織です。
軟弱化組織は、あたかもハンドルが効かない車のようなものでしょう。


流動性が高い経営環境のもとでは、組織パフォーマンスは(3)が一番
高く、続いて(2)。(1)は不適合となります。また、(4)の組織は、
組織の体をなさなくなっているのですから、どのような環境下でもあま
りうまく機能しません。

このように4つの組織タイプは、それぞれかなり性格が異なりますので、
組織をより良くするための変革課題も異なるのです。

現実の組織は、たとえば(1)と(2)の特徴が混ざりながら存在すると
いうように複雑なものです。
4つのタイプをそのまま単純に当てはめることはできませんが、自分た
ちで組織の現在位置を見立て、これからどのような組織になりたいのか
という「ありたい姿」を描くことには活用できる
のではないかと思います。



プロセスデザイナー 塩見康史
http://www.scholar.co.jp/designer/detail.php?id=3


▼毎回のコラムをご覧いただけます
http://www.scholar.co.jp/column/



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●○ スコラ・コンサルト 本社オフィス移転のお知らせ ○●

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〈シェアード・スコラ〉の新しいスペースでOPENします。
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もっと皆さまにスコラ・コンサルトを活用していただくために。

3月28日、スコラ・コンサルトは同じ五反田エリアの東京デザインセンタ
ー内にオフィス移転いたします。

新オフィスは、元ショールームだった開放的な空間を生かし、皆さまが
足を運びたくなる場、多様な目的で使いやすい、リフレッシュと集中が
心地よく進む[ミーティング空間]をめざしています。


業務開始日:2017年3月28日(火)
旧オフィスでの営業:2017年3月23日(木)まで
※ 勝手ながら 、3月24日(金)・27日(月)は休業とさせていただきます。 

▼移転概要はこちら
http://www.scholar.co.jp/etc/moved



◆◇◆◇◆ 《定期》セミナー・勉強会・交流会のご案内 ◆◇◆◇◆
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■■ オフサイトミーティングを学ぶ場
■■  ~理解と体験で現場に生かす
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オフサイトミーティングの話し合い方は、さまざまな課題への取り組み
にどう活用できるのか。


●本セミナーの骨子

1.オフサイトミーティングとは何か、ベースにある考え方を知る
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【大阪開催】

▼詳細・お申込みはこちら
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【東京開催】

▼詳細・お申込みはこちら
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・日 時:(1)3月15日(水)13:00~18:30 ★残席わずか
     (2)4月19日(水)13:00~18:30


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■■ 風土改革の考え方、方法論、実践アプローチを学ぶ
■■ 企業風土改革〈実践〉講座
■■
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実践を前提にした内容を学びながら自社の変革イメージがつくれます。

【東京開催】
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(連続2日間/3講座の構成です)

・日 時:3月21日(火)14:00~17:30 〈第1講〉
     3月22日(水)10:00~17:30 〈第2講、第3講〉

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【大阪開催】
http://www.scholar.co.jp/seminar/seminar_detail.php?id=15

(連続2日間/3講座の構成です)

・日 時:4月24日(月)14:00~17:30 〈第1講〉   
     4月25日(火)10:00~17:30 〈第2講、第3講〉


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・日 時:4月26日(水)13:30~18:00 〈第1回〉
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※4月と5月の2回セットでのご参加がお勧めですが、各回のみの参
加も受け付けています。



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■風土改革の同時進行ドキュメント

柴田昌治の長期連載『日経情報ストラテジー2017年4月号』(2月28日発売)

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【第21回】自力で窮地を脱する 大逆転のコールセンター
      ~「重圧で空回り」の女性マネジャーが変わる


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連載「最強の働き方」バイブル 
http://president.jp/category/c01915


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このメールニュースは、株式会社スコラ・コンサルトのプロセスデザ
イナーが名刺交換をさせていただいた皆様、柴田昌治の著書など出版
物に対してご感想をお寄せくださった皆様、お問合せをくださった皆
様にお送りしています。

■ 2017年3月8日発行
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【発行】株式会社スコラ・コンサルト 担当:谷田邦子
    東京都品川区東五反田5-10-25 さいせい池田山ビル3階
    TEL:03-5420-6251  

【Web】http://www.scholar.co.jp/
【Facebook】https://www.facebook.com/scholar.consult/
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