スコラ・コンサルトは、プロセス型コンサルティングによる組織風土改革のパイオニアです。

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Q&A(1)

  • 「スポンサーシップ」と従来型の「リーダーシップ」はどう両立するのですか?
  • 従来型の「引っ張っていくタイプのリーダーシップ」は、短期的な結果を追い求めることに適したやり方です。長い目で見ると、社員の自律性の高まりに応じて、人を成長させ組織を進化させるには、スポンサーシップ型のリーダーシップが不可欠です。

「リーダーシップ」という概念は、かなり幅広く定義されている概念です。日常的に使われているリーダーシップという言葉には、「引っ張っていくリーダー」というイメージが強いのではないでしょうか。

私たちが、新しいリーダー像を提唱するにあたり、あえて「スポンサーシップ」という言葉を使っているのは、「リーダーシップ」という言葉の意味があまりに狭義にとらえられ、定着してしまっている現実があるからです。質問にある「従来型のリーダーシップ」を、ここでは引っ張っていくタイプの「狭義のリーダーシップ」としてとらえ、回答をさせていただきます。

スコラ・コンサルトは、「スポンサーシップ」を広義のリーダーシップに含まれる一つとして捉え、下記のように定義しています。

スポンサーシップとは

リーダーシップの一種。ただ、引っ張っていくリーダーシップではなく、部下が主役になりうる機会を演出するリーダーシップのこと。

広義のリーダーシップ

スポンサーシップが機能している組織では、人が徹底的に考え抜いて仕事をします。課題を自分の力で発見し、その課題解決のために、自分ひとりではなく仲間とお互い協力し合いながら、仕事をつくっていきます。働くことが、即、人の成長と組織の進化につながっているのです。スポンサーシップとは、このような「持続性のある改善力」をつくりあげていくリーダーシップです。

狭義のリーダーシップとスポンサーシップとは、長い目で見て、経営にもたらすその効果は、いわば対極にあります。目先の結果を追い求めなくてはならない危機的状況のとき、狭義のリーダーシップは有効です。

でも、ずっと狭義のリーダーシップが発揮されている組織では、部下は自分の頭を使って考えることをしなくなってしまい、人の成長はほとんど止まってしまいます。人を成長させ、組織を進化させるには、社員の内発的な動機を引き出していくリーダーシップ、つまりスポンサーシップが不可欠なのです。

実際には、短期的に新しいチャレンジをするときには引っ張っていくタイプのリーダーシップを、長期的なチャレンジをしていくときにはスポンサーシップを、といった具合に、場面に応じて両立して使われるものであると考えています。

リーダーシップのタイプと社員の自律性との関係イメージ